貴乃花親方の引退届と相撲界の対応とFX(なぜFX?!)


 

「お金の情報サイト」で扱ってる「FXのやり方」の記事ではないのですが、貴乃花親方の引退(退職)の決断はFXの考え方にも通じる部分があるのでは、という視点で書きました。

 

  貴乃花親方の引退・退職は損切りではないか?

 

FXでいう「損切り」とは、当初の相場予測とは逆方向に動いたときに損を大きくしないため早めに損失確定をして生き残る方法

つまり今後のために身を切るってこと。

もしくは、手足を失っても生きてさえいればまだ逆転の目があるということでしょうか。

(だから欧米や中国のほうがトレーダー向きなんですかね…)

 

話がそれました。

貴乃花親方がされた選択も、当初の予測とは逆方向に動いたのでこれ以上損を大きくしないため早めに損失確定をして生き残る方法ではないかと思うのです。

 

 

  一度目の損切り

 

まず一度目の損切りについて。

すべての発端は「日馬富士が貴ノ岩を殴ってケガをさせたとされる事件」ですが、その後ありえないことが頻発しました。

ありえないこと一覧

・相撲協会は、事件の聴取の際の貴乃花親方の非協力的な態度を槍玉にあげて貴乃花親方に責任転嫁した
・事件の当事者のモンゴル会横綱陣(白鵬、鶴竜)は完全に”巻き込まれた被害者”扱い。
・理事解任(これは相撲協会によるリンチと一緒)
・理事選では一門に裏切られ阿武松が当選
・内閣府に出した告発上について相撲協会は事実無根と完全否定
・貴乃花部屋の弟子貴公俊が暴行事件起こし、内閣府に出した告発上も取り下げ

一覧を見ていただくと分かるように、結局のところ、事件を起こした日馬富士や当事者だった白鵬、鶴竜は全くと言っていいほど責任の追及はされず、なぜか被害者側の貴乃花部屋に責任を負わせるという不条理な自体が展開しています。(日馬富士は退職金もらって引退→刑事責任は罰金だけ。あとは悠々自適)

しかも処分の内容が
当事者のモンゴル会横綱陣は給料面の処分
貴乃花親方は委員会・理事会内の職権剥奪という処分

これを考えると明らかに貴乃花親方への処分は(一過性のものではなく)今後の発言力や存在意義を奪う目的の処分であったことが明白です。

 

通常、被害者側が感情的になるのはある意味当たり前のことです。
しかも角界という厳しい世界にいた方々であれば尚のこと頑固に自分を押し通すはず。

そうした被害者感情を無視して「態度を硬化させた」という理由で責任を追及するってのは非常にずるいと思います。
(本来の順序としては、加害者と当事者で暴行を黙認した横綱たちへの責任追及があって然るべき。その責任追及が完全に終わってから貴乃花親方の態度に話を持っていくべきだと思います)

 

話が細かくなりすぎました。。。

 

さて、加害者が守られ被害者側の責任は追求(しかも弟子は暴行事件起こすし…)という、あまりの異常事態に貴乃花親方もここで一旦損切りし、「一兵卒からやり直す」と公表されたわけですね。

この時点では、おそらく引退や退職は考えておらず再度結束の強い一門を築き理事内の力を取り戻す長期計画を立てたのではないかと思います。

 

しかしこれで話が終わりませんでした。

 

  損切りだけじゃダメなら戦うステージを変える

その後も
・貴乃花親方の契約解除の意見が出る
・年寄に降格(通常元横綱は委員の立場が守られる。事件を起こしたわけでないのに年寄り降格は非常に異例)
・7月場所後の理事会で全ての親方が5つある一門のいずれかに所属することが決定

と相撲協会側からの「明らかな貴乃花親方包囲網」が敷かれ、徹底的に貴乃花親方の協会内での力を奪い抹消する作戦が遂行されたわけです。

 

ここまで来ると、もう驚くというよりもあきれるしかありません。

あ、こりゃダメだ。もう救いようがないわ、というわけです。

 

ある意味、貴乃花親方の感じた衝撃度はブレグジット級というか。

ブレグジットの前にポンド円が反騰したときのびっくり感+ブレグジットでポンド円急落というジェットコースター相場のダブルびっくりのときと同じくらいの衝撃を貴乃花親方も味わったと思います。
(勝手な想像ですが)

 

それで5つの一門に所属する期限が迫られた今回のタイミングで引退、退職を決意されたのではないかと。

 

FXでも、理解不能な自体が起きたときは損切りポジションを解消+安全な通貨ペアにシフトして仕切りなおす必要があります。

つまり、急騰急落という非合理な動きを繰り返す通貨ペアに関わるのをやめて、チャート分析など合理的手法が通じる通貨ペアに変える=戦うステージを変える必要があるわけです。

(例えば、現状トルコリラ円などはまさに非合理な動きを繰り返し先が読めませんから手を出さないほうが安全ですね)

 

貴乃花親方もまさに、非合理な動きを繰り返す協会との関わりをやめて、戦うステージを変えようとしているのではないか。

つまり、貴乃花親方の選択はFXでいうところの「損切り」損切りだけでダメなら戦うステージを変える」ことと同じではないか、と思うわけです。

 

……。

ただ、理事解任とか年寄り降格って事態が起きているってことは損切りがちょっと遅すぎたのかな、とは思いますが、逆を言えばまだ相撲協会に期待していた部分があったということですかね。

今回の引退は「相撲協会に期待できることは無くなった」と暗に言っているようにも思えます。

こうなる前に根回しというか分散投資というかされていればよかったのにな。

でも根回しするんじゃ貴乃花親方らしくないしな。。。

と、もやもやが残りますがね。

 

貴乃花親方がもしFXや投資をされるなら、早めの損切りが大事とお伝えしたいです。(お会いする機会はないと思いますが、、、)

 

 

さてとそろそろFXの市場に意識を戻さないと。

午後の相場はどうなるか。
最近「はらみ足的様子見相場」が続いているので、そろそろ動き出しを期待します。

2018.9.27記

 

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Author: FXのやり方とマネーインフォ~お金の情報サイト

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