重要指標の意味を知っておこう。


 

  重要指標を知ることも大切

 


当サイト自体はテクニカル分析を中心とした相場予想や見通しを立てていますが、決して指標数値の分析を軽視しているわけではありません。

そのため今回は主に重要指標(指標全般ではなく重要度の高いもの)の意味合いや相場への影響をまとめてみました。

ご参考になれば幸いです。


 

FXには(株や他の投資商品もですが)重要指標というものが存在します。

(念のためですが、要人発言とは全く異なるもので、各国の指標は発表日時があらかじめ決まっています)

 

重要指標とは?

簡単に、全般的なざっくりとした説明ですが、「景気状況を判断するための数値」と理解すればOKです。

 

例えば「A国の景気が良い。A国に比べてB国の景気は悪い」という場合はA国に資金を投資し、B国から資金を引き上げようという心理が強くなりますよね?

上記の例のように各国の景気状況を判断できれば、ある程度通貨の値動きや投資の見通しを立てられる(もしくは指標発表に応じて投資計画を立てる投資家が一定割合いる)ので、重要指標を理解しておいて損はないです。
(もちろん上記の例は非常に単純化したものであり、あくまで「例え」に過ぎません。)

 

むしろ、重要指標発表の際は値動きが荒れるケースも多々ありますので、リスクを避けるためにも重要指標についての理解を深めておくことは大切と言えます。

 

さて、前置きはこのくらいにして、下記に一般的に、重要度で5段階の内、3~5のレベルと言われているものと意味合いを書き出しましたので、ご参考になれば幸いです。

(まだ、途中なので今後も追記していきます)

 

DMM.com証券

 

  指標説明

 

鉱工業生産とは:
製造業・鉱業・公益業(電力・ガス)の生産に関する指標。一般的に鉱工業生産が上昇すればその国の企業業績の上昇=GDP上昇=国力の上昇を意味すると捉えられるため通貨高の影響を及ぼします

(ただし値動きに影響するのは主にポンドのみの場合が多いです)

 

製造業生産高とは:
鉱工業生産の中の一部=製造業の生産高のことです。

 

消費者物価指数とは:
過去のある時と比べて、対象となる商品の値段(物価)が何%上げ下げしたかを表したもの。それによりインフレ傾向かデフレ傾向かを判断する材料になります。

数値が前回よりも高い場合=インフレ傾向=モノとおカネの関係⇒モノ高:おカネ安⇒通貨高の遠因となる可能性あり
数値が前回よりも低い場合=デフレ傾向=モノとおカネの関係⇒モノ安:おカネ高⇒通貨安の遠因となる可能性あり

※一例ですが、インフレ傾向の場合は物の価値が上がりお金の価値が下がるため、物とお金のバランスをとるために金利を上げる対策につながる可能性があります。結果として高金利になればその通貨を買う人が増えるため通貨高につながるきっかけとなりえます。(必ずしも消費者物価指数が上がれば通貨高になるわけではありません)

 

新規失業保険申請件数とは:
米国の経済指標で、失業者が失業保険の給付手続きを行った件数をまとめたものです。数値(件数)が前回や予想よりも増えると、失業者が増加しており雇用情勢が悪化しているのではないかと予想されドル売りに繋がる可能性があります

 

⑤ミシガン大学消費者信頼感指数とは:
ミシガン大学が消費者マインドを指数化した経済指標で消費者が景気に対して楽観的か、悲観的かを知ることができる指標です。
数値が高いほど景気に対し楽観的、低いほど景気に対し悲観的ということ)
ちなみに、「消費者信頼感指数」と「ミシガン大学消費者信頼感指数」は別ものです。(内容は似てますが、データ元となる消費者が異なります)
ミシガン大学ではない「消費者信頼感指数」は毎月月末頃の発表となり注目度はやや低めです。

 



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Author: FXのやり方とマネーインフォ~お金の情報サイト

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