※移動平均線を中心とするテクニカル分析を用いたFXのやり方(FX相場のデイリー予想)です。
日足、8時間足、4時間足で取引展望を予想しています。
ドル円予想
■方針:様子見
■前営業日総括
12/4陰線。始値113.64からほぼ値を上げることなく一時は112.57と100pips以上の大幅下落、若干の下ヒゲをつけて112.76でクローズした。
■上昇要素
①9/7安値、10/26安値を結ぶサポートラインが現状も機能している。
(サポートラインを下抜いていない)
■下落要素
①11/30、12/3の十字線の安値を下回り、ローソク足の動きでは下落サインが点灯
②11/28の高値が11/12高値を超えることなく、12/4の下落で振り出しに戻り上昇の勢いに陰りが出ているのが明らか
③日足MACDのデッドクロス(ただし0ラインより上)
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■総合的に考えると…
12/4の下落により11/23安値(112.660)を下回ったことにより、11/23~11/28までの上昇が否定されたため現状では下落方向への勢いが増してきている。
ただし、9/7安値、10/26安値を結ぶサポートライン上で推移していること、日足MAが上から20EMA、5EMA、40EMAと並び順に乱れが出ておりMAでは明確な下落サインが点灯していないことを考えると、現時点では本格的な下落転換かどうかまだ断定できない。
また、直近の動きを見ても11/12高値、11/20安値(114.20~112.30)の値幅の中で推移しており、12/4の下落でも左記の値幅を抜けたわけではないため、依然方向感のない状況が続いているとも考えられる。
少なくとも、①11/20安値を下抜く、②9/7安値、10/26安値を結ぶサポートラインを下抜く、のどちらかが現れるまでは売りで入るのは早計と見る。
上記理由につき、数~数十pips狙いの短期売買程度に抑えるか、腰を落ち着けて様子見するのが安全と考えている。
尚、ブレグジット関連の報道の明暗が二転三転しており、ポンドに限らず相場全体に疑心暗鬼が生まれている。
そのため、ちょっとした要人発言でさえ、大きな上下動のきっかけになりかねないことから、中長期的にポジションを持ち続けるよりも、短期売買で細かく利を取り、ポジションは持ち続けないほうが得策と考えている。
実際のエントリーは1時間足~5分足まで細かく見てからでないと決められません。
また、レンジ相場の場合レンジ幅によっては買いや売りのサインと似たサインが点灯しますが、レンジ上限下限での反転が見込まれるため、レンジの可能性+上限下限に近ければ売買サインが出ていても様子見と判断する場合もございます。
そのため、取引通貨ペアの選択、売買価格、取引手法、取引開始と終了のタイミングなど、投資に関わる全ての事柄について、最終決定はお客様(閲覧者様・もしくは閲覧者様と情報を共有される方)ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。