「出費が予想以上に多くて今月ピンチ!」
「給料日まで乗り切れるかな?!」
借り入れやショッピングローンを組まれた方、そんな経験はありませんか?
もしも、返済ができなかったらどうしよう?
怖い人たちが家に押しかけてくるのかな?
夜中に取り立てに来たら困るよ~。
そんな不安を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんね。
返す意志はあっても急な体調不良でお給料が減ってしまったり、仕事を続けられなくなったり、家族の援助が必要になったり……など。
いくら頑張っても返せない状況というのはありえることです。
もしものときのために、
「返済に困ったときはどうなるの?」
「返済に困ったとき、どうするのがベストなの?」
「取立てに来たりするの?」
「金額が多すぎてもう返済が無理ってなってしまったらどうすればいいの?」
そんな疑問について扱いたいと思います。
※情報のボリュームが多いため、数回に分けて扱います。
「返済に困ったときはどうなるの?」_
【第一段階】
※下記は一般的な消費者金融やクレジットのキャッシングなどの例です。
また、借りたお客様から返済が遅れることの連絡を入れていないケースを想定しています。
(闇金融など違法業者は含みません。闇金融から借りてしまった場合は警察+弁護士への相談をオススメします)
約束の返済期日までに返済ができなかった場合(その旨の連絡ができていない場合)
まずは、ローンの担当者からお金を借りた本人の連絡先(主に携帯電話)に電話が来ます。
もちろん、おヤ○ザさんではないので、「おぅおぅ。なめとんのかい?!われぇ。臓器売ってでも今日中に返せや?!」的なことは言われません。(こんなことを言うおヤ○ザさんがいるのかは分かりませんが……)
「期日を過ぎても返済がありませんがどうされましたか?」というような状況確認のソフトな連絡です。
というのも、ローン会社も返済の実績データを確認して対応を決めているからなんです。
もしも借りてから一度も返済が遅れたことがなく、初めて返済が遅れたというケースであれば「キチンとしたお客様なのに何かあったのかな?」ということで状況確認のために連絡してくるわけですね。
ですので、督促担当ではなく状況確認を担当する部署の方からの連絡がほとんどです。(ローン会社の規模にもよります)
もちろん、ローン契約後の初回返済日から返済が遅れるなどすると、そもそも返済実績自体がないため、対応も若干異なりますが、その場合でもいきなり怒鳴られるというようなことは基本的にないはずです。(ローン会社の規模にもよります)
ただ、やはりローン会社の担当から連絡が来た場合、、、怖いですよね。
電話には出たくない、という思いに駆られるかもしれません。
でも、ここは勇気を持って絶対に電話に出てください!
そして、いつまでに返済できるか実現可能な目処を担当者に伝えて相談すれば、それまで返済を待ってもらえる可能性が高いので電話には必ず出てくださいね。
ココで注意点!
ローン会社の担当者さんに、(たとえ嘘をつくつもりはなくても)無理な金額の返済予定を約束してしまうと、結局は約束を守れずその後も何度か連絡が来ることになります。
ですので「ちょっと頑張ればいけるかも」と思っても、必ず実行可能な約束をするようにしてください。
でないと、せっかく返済意志を示しても約束を守れず信用を失うことになってしまいます…。
さて、もしもローン会社からの電話にずっと出ない(無視し続ける)、いつまでも返済できないなどの状況が続くとどうなるのでしょうか?
【第二段階】
電話連絡が取れない場合は、登録した住所宛に郵便物で連絡が来ます。
内容は会社ごと、返済実績や残金などによって異なりますが、最初は状況確認の体裁で来ることが多いです。
というのも、ローン会社からすると「電話連絡をしてもつながらない=無視している」とは断定できないからです。
そもそもローン会社の番号を登録しておらず知らない番号には出ないことにしている人もいますし、電話番号を変更したケースや海外への長期出張などで連絡が取れない場所にいるケースもありえます。
そのため、最初は「電話連絡しましたがつながらなかったので書面送ってみました」という体裁になることが多いです。
ちなみに、もし書面の連絡も無視しつづけると、どんどん厳しい取り立てに変わってしまいますので、書面の「ご連絡」が来た場合は、やはり勇気を持って連絡を取ってください。
では、もしも、書面を何度も無視してしまった場合(書面に気づかないで捨てちゃった、、、という場合も含みます)はどうなるのでしょうか?
それについては次の記事で扱います。