毎月注目の重要度の高い経済指標


 

毎月の注目の重要度の高い経済指標

 

FXでは毎日(ほぼ毎時)様々な経済指標が発表されています。

もちろん、すべての指標が何らかの形でFX相場の形成に影響を与えていることが確かですが、ほとんどの指標データはFX相場を動かす直接要因ではなく遠因になることがほとんどです。

しかし、一部については、発表前から相場の流動性が低下し発表直後から相場が動き出すほどの大きな影響力を持ったものもあります。

そうした大きな影響力を持った経済指標を覚えて発表日時をチェックしておくと、乱高下する相場に資金をさらさずに済みますし、FX市場が大きく動くときのチャンスに乗りやすくなります。

下記で特に注目の経済指標と、その意味について解説致しましたので参考になれば幸いです。

 

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□雇用統計米国雇用統計は注目度5
雇用統計はその国の雇用情勢を表わす指標です。
特に注目度が高いのが毎月第一金曜日に発表されるアメリカの雇用統計です。
米雇用統計の中で注目が集まるのが「非農業部門雇用者数」と「失業率」です。
また「予想値」と「発表値」の差が大きいほど為替相場に大きな影響を与える可能性が高いため、事前に予想値を確認してことが重要となります。
(米雇用統計の発表時間帯の前後数分間はスプレッドが急拡大しますし、相場が乱高下することも多々あるため、急に動き出したからと言って慌てず落ち着いて取引することをおすすめします)

 

□新規失業保険申請件数:注目度4
米国の経済指標で、毎週木曜日に発表されます。
失業者が失業保険の給付手続きを行った件数をまとめたものです。数値(件数)が前回や予想よりも増えると、失業者が増加しており雇用情勢が悪化しているのではないかと予想されドル売りに繋がる可能性があります

 

ミシガン大学消費者信頼感指数:注目度3~4
米国の指標で、速報が毎月10日前後の金曜日、確報が毎月最後の金曜日、と月に2回発表されます。
ミシガン大学が消費者マインドを指数化した経済指標で消費者が景気に対して楽観的か、悲観的かを知ることができる指標です。
(数値が高いほど景気に対し楽観的、低いほど景気に対し悲観的ということ)
ちなみに、「消費者信頼感指数」と「ミシガン大学消費者信頼感指数」は別ものです。(内容は似てますが、データ元となる消費者が異なります)
ミシガン大学ではない「消費者信頼感指数」
は毎月月末頃の発表となり注目度はやや低めです。

 

鉱工業生産注目度3(英ポンドのみ注目度4)
製造業・鉱業・公益業(電力・ガス)の生産に関する指標。
一般的に鉱工業生産が上昇すればその国の企業業績の上昇=GDP上昇=国力の上昇を意味すると捉えられるため通貨高の影響を及ぼします

(ただし値動きに影響するのは主にポンドのみの場合が多いです)

 

□製造業生産高:注目度3
鉱工業生産の中の一部=製造業の生産高のことです。

 

□消費者物価指数:注目度3
過去のある時と比べて、対象となる商品の値段(物価)が何%上げ下げしたかを表したもの。それによりインフレ傾向かデフレ傾向かを判断する材料になります。

数値が前回よりも高い場合=インフレ傾向=モノとおカネの関係⇒モノ高:おカネ安⇒通貨高の遠因となる可能性あり
数値が前回よりも低い場合=デフレ傾向=モノとおカネの関係⇒モノ安:おカネ高⇒通貨安の遠因となる可能性あり

※一例ですが、インフレ傾向の場合は物の価値が上がりお金の価値が下がるため、物とお金のバランスをとるために金利を上げる対策につながる可能性があります。結果として高金利になればその通貨を買う人が増えるため通貨高につながるきっかけとなりえます。(必ずしも消費者物価指数が上がれば通貨高になるわけではありません)

 



 

 

 

Author: FXのやり方とマネーインフォ~お金の情報サイト

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