すでにご覧になられた方も大勢いらっしゃるかもしれませんが、ロイターにて下記の記事が出ていました。
以下一部引用します。
”欧州議会憲法問題委員会のダヌータ・ヒューブナー委員長は10日、英国が欧州連合(EU)との合意に達しないままEUを離脱するリスクが以前に比べて低下したとの認識を示した。”
2018年8月にポンドが1年1カ月ぶりの安値を記録した(一時ポンド円も1ポンド140円を割りました)原因には「ハードブレグジット」(つまり英国が欧州連合と合意しないままEUを離脱する事態)がおきかねないとの懸念が関係していました。
今回のニュース(というかダヌータ・ヒューブナー委員長の認識)では、その可能性が”低下した”とのことなので、一旦はポンドの値動きが落ち着く可能性があるのでしょうか?
ただ、現状では(対円ですが)2018年7月末の高値1ポンド149円台で伸び悩んでいる状況です。
今後の展開の一つの可能性として「一旦ポンド高が起きるも、それが絶好のポンドの売り場になり急落」なんて事態も起きないとは断定できませんので、あらゆる展開を予想して機敏に動けるように準備しておきたいものです。
※上記はあくまで可能性の一つとして書いているに過ぎません。
ちなみにリスクがあると思った場合は、
①「休むも相場」で様子見とする
②数pips~数十pips狙いの細かい取引にとどめる。
⇒いずれにしても、ポジションを長期間保有するのは避けるのが賢明です。
来年の英国のEU離脱に向けて今後のポンドの動きやポンド関係のニュースは引き続き注視が必要ですね。